【ハリー・ポッターと賢者の石】あらすじ・ネタバレ徹底解説!

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2018年11月23日(金)「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」がいよいよ公開されます。 ファンタビシリーズ2作目となるこの作中には、「ハリー・ポッターと賢者の石」に登場する道具や人物も関連してくるようです。 公開前にハリポタをおさらいしたいといった方に向けて、あらすじを踏まえつつハリポタシリーズ第1作目「賢者の石」の見所を紹介していきますね。

『ハリー・ポッター』あらすじ

生き残った男の子

両親を亡くし、伯母夫婦であるダーズリー家で育てられたハリー。虐待ともいえる生活に耐えながらも、時折見る奇妙な夢に勇気付けられていました。 11歳になる誕生日の直前、家にハリー宛の手紙が大量に届きます。 サレー州 リトル・ウィンジング プリベット通り4番地 階段下の物置内 ハリー・ポッター様 手紙に怯えるダーズリー一家。それもそのはず、今までハリー宛の手紙なんて一通もきたことがなかったのです。 手紙から逃れるため、無人島へと避難するも、ハグリッドと名乗る巨大な男がハリーを迎えにきてこう告げます。 「ハリーは魔法使いだ」と。 悪の魔法使いの手から唯一逃れたハリーは、魔法界でヒーロー的存在でした。 ハグリッドが持ってきたハリーへの誕生日ケーキ。ちょっと潰れている上、「ハッピーバースデイ」の綴りも間違えています。それでも、ハリーが人生で初めて誰かに祝ってもらえた瞬間。観ているこっちまで感動してしまいます。 ハグリッドに連れられ、ダイアゴン横丁で教科書や杖を買います。 お金の心配をしていたハリーですが、ゴブリンが守るグリンゴッツ魔法銀行に両親が残してくれた莫大な貯金がありました。 誕生日プレゼントにヘドウィグという白梟を買ってもらったハリー。 ホグワーツ魔法魔術学校へと旅立つハリーは期待と不安で胸を踊らせるのでした。

魔法がいっぱい!ホグワーツ魔法魔術学校

キングス・クロス駅9と3/4番線発ホグワーツ特急に乗り、魔法学校へ到着したハリー。そこで魔法使いの友達、ロン、ハーマイオニーや宿敵となるマルフォイと出会います。 ホグワーツには不思議な魔法アイテムがたくさん!空を映しだす大広間の天井に、言葉を話す「組分け帽子」や幽霊たち。今まで見向きもされなかったハリーはここで、たくさんの友人と出会います。 勇気ある者の寮とされるグリフィンドールに入ったハリー。 変身術や呪文学、闇の魔術に対する防衛術などを習います。ただ、魔法薬のスネイプ教授には、なぜか目の敵にされます。 しかし、箒飛行術の授業中、見事な飛行をしたハリーは魔法界で人気のスポーツ・クィディッチの最年少シーカーに抜擢されるのです。

学校にトロールが…!

ある晩、4階の立ち入り禁止とされている部屋にハリーとロン、ハーマイオニーは入ってしまいます。そこには三頭犬フラッフィーがいました。 その後、学校内にトロールが入ったとの知らせが……!生徒達が逃げ惑う中、ハリーとロンはハーマイオニーだけがこの事態を知らないと気づきます。ロンの余計な一言がきっかけで、トイレに閉じこもって泣いているのです。急いで助けに駆けつけたハリーとロン。 「ピューン、ヒョイよ!」 ハーマイオニーの指示通り杖を振って呪文を唱えるロン。今まで上手くいかなかった呪文が、この時初めて成功し、棍棒がトロールの頭上に直撃。 大人でも手こずるトロール相手を、三人の子供達がをやっつけました。 後から駆けつけてきた先生に叱られるも、勇気ある行動にグリフィンドールは追加の点数をもらえます。 それまで生真面目で優等生のハーマイオニーとはそりが合わない二人だったのですが、この事件をきっかけに仲を深めるのでした。

不審な動きをするスネイプ

待ちに待ったクィディッチの試合中、ハリーの箒が妨害されます。 犯人はスネイプではと疑うハリー達。 トロールが侵入した日も一人だけ4階へ向かい三頭犬に噛まれた傷跡があったことから、ハリー達はスネイプが4階に隠された何かを盗もうとしているのではと疑います。 クリスマス休暇に入ったハリーは、初めてもらうクリスマスプレゼントに大はしゃぎ。そのうちの一つに、魔法界のことをよく知っているロンすらも珍しがる「透明マント」が。差出人不明、メッセージには「上手に使いなさい」とだけ書いあります。 早速ハリーは、三頭犬が守っている「何か」を探るべく、透明マントを着て図書室の閲覧禁止の棚に侵入します。しかし、すぐに学校の管理人フィルチに見つかってしまい、慌てるハリー。 逃げ込んだ教室の中で「みぞの鏡」と出会いました。覗きこむと、そこには死んだはずの両親の姿が。人の心の奥底にある望みを映しだす魔法の鏡に魅入られたハリーは、足繁くその教室に通いますが、ダンブルドアにもう鏡を探してはいけないと忠告を受けるのでした。

禁じられた森へ

わくわくするようなホグワーツの敷地内でも、足を踏み入れたくないエリアがあります。 それは「禁じられた森」。 ケンタウルスや狼人間、一角獣。ユニークだけれど、危険な生き物達が生息しているエリアです。 ハリー達は、スネイプが狙っているものが、錬金術師ニコラス・フラメルが所有する「賢者の石」だと知ります。深夜にスネイプがクィレル教授を脅す現場を目撃してしまい、ますます自分達の推理に確信を持ちました。 そんな中、ハグリッドが非合法とされるドラゴンの卵を孵すという事件が発生。 夜中に出歩いていたところをマルフォイに見られた三人は、罰として「禁じられた森」での仕事を命じられてしまいます。 そこでハリーが出会ったのは、殺された一角獣の血をすするマントで身を隠したヴォルデモート卿だったのです。

両親を殺したヴォルデモート卿と対峙

進級試験の最終日、ハグリッドがうっかり謎の人物に三頭犬の弱点を漏らしてしまったと知ったハリー達は、ダンブルドアが留守の間にスネイプが賢者の石を盗むのではと疑います(ハグリッドは結構いつもうっかりしていて、役に立つ時もあれば、ハリー達を面倒ごとに巻きこむ時も多々あります)。 賢者の石を守る数々の試練(悪魔の罠や空飛ぶ鍵、巨大チェスでの戦いなど)を潜りぬけ、ハリーが見たのはクィレル教授の姿でした。 スネイプはクィレルの企みを阻止しようとしていたと言うのです。 最後の試練は「みぞの鏡」。 賢者の石を使いたい者には手に入らない仕組みになっていたので、ハリーは賢者の石を取り出すことに成功しました。ヴォルデモート卿が取り憑いたクィレル教授に襲われますが、なぜかハリーが触ると火傷を負います。クィレルを倒したのは、ハリーを守る亡き母の「愛」の魔法でした。

『ハリー・ポッター』主な登場人物

ハリー・ポッター

11歳の男の子で、ホグワーツ魔法魔術学校1年生。寮はグリフィンドール。母親そっくりな緑の目に、父親似のくしゃくしゃの黒い髪。額に稲妻型の傷を持ちます。生まれて間もなく悪の魔法使いヴォルデモート卿に両親を殺されたため、ホグワーツ入学前は、孤児として伯母夫婦に預けられ不遇な子供時代を過ごしてきました。入学後は、ロン、ハーマイオニーとともに厄介ごとに巻き込まれていきます。

ロン

ハリーの親友。グリフィンドール生。赤毛で、背が高くひょろっとしています。先祖代々魔法使いの一家で育った個性豊かな大家族の六男。家計のしわ寄せで、お下がりの服や中古の教科書などを使用しています。兄達が優秀なので引け目を感じているも、仲間内ではムードメーカー的存在。トロールを倒した後、「うえぇ、トロールの鼻くそだ」と杖を拭うシーンが笑えます。チェスの達人で、賢者の石の罠を突破する際、その腕前が役に立ちます。

ハーマイオニー

ハリーの親友。マグル(非魔法族)の両親から生まれた子であるにも関わらず、グリフィンドールの優等生。髪は量の多い茶色の縮れ毛。はじめは、“いい子ちゃん”キャラとして同級生から疎まれていましたが、トロール騒動がきっかけでハリー、ロンと仲良くなります。真面目で勉強熱心な性格をしており、だいたいいつも図書室か談話室で勉強しています。ハリー達が座るコンパートメントに、偉そうに入ってくる登場シーンが印象的です。

ドラコ・マルフォイ

代々魔法族の家系で、自らの純潔を誇りに思っているスリザリン生。クラッブとゴイルを家来のように従えています。「魔法族にも家柄のいいやつと、そうでないやつがいるんだ。つきあう友達は選んだほうがいいよ。僕が教えてあげよう」という申し出をみんなの前でハリーに断られ恥をかかされたため、何かにつけてハリーにいちゃもんをつけてきます。プライドが高く、威張っているくせに、禁じられた森では真っ先に逃げ出す姿に笑ってしまいます。ファーストネームの「ドラコ」はドラゴンや蛇を意味する「DRACO」からきているそうです。

ダンブルドア

ホグワーツ魔法魔術学校の校長。半純血でマグル贔屓の、元変身術の先生。銀髪の長い髭に、半月眼鏡を掛けています。バーティー・ボッツの百味ビーンズは「ゲロ味」に当たって以来苦手だったと言いながら、ハリーの病室で久しぶりに食べた際「耳くそ味」に当たりました。超一流の魔法使いですが、生徒の前ではお茶目なおじいちゃんです。

スネイプ

魔法薬の先生ですが、闇の魔術に対する防衛術の教授の座を狙っています。スリザリンの寮監で、授業中グリフィンドール生のハーマイオニーが挙手しても冷たい対応をします。何かとハリーを憎んでいるのは、ハリーの父親ジェームズと犬猿の仲だったから。ただの嫌な先生だと思いがちですが、ハリポタシリーズ全巻を通して、重要な役割を果たす人物です。

クィレル教授

闇の魔術に対する防衛術の先生。神経質でいつもおどおどしています。頭に巻いたターバンは、本人曰く「アラブのプリンスをゾンビから救ったお礼にもらった」とのこと。ホグワーツを休職中に世界旅行に行っていたクィレル。その途中に出会った肉体のないヴォルデモート卿に取り憑かれ、後頭部がヴォルデモートの顔になります。

ヴォルデモート卿

「名前を言ってはいけないあの人」、「例のあの人」と囁かれる、最強の闇の魔法使い。スリザリン寮出身。純血を重んじ、自身に反抗する多くの魔法使いを殺害して、かつての魔法界を恐怖で支配しました。ハリーの両親を殺したとき、ハリーにかけた呪いが自身に跳ね返り力を失くします。ハリーの額の傷はそのときにできたものです。自身の復活を目論んで「賢者の石」を狙うも、ハリー達に阻止され失敗。ハリポタシリーズ全巻にわたり、ハリーを執拗に付け狙う存在です。

ホグワーツに入学したくなる!「ハリー・ポッターと賢者の石」小ネタ

手に汗握る魔法界の人気スポーツ!クィディッチ

魔法使いといえば、箒。 箒に乗って空を飛びながら行うスポーツがクィディッチです。 マグルの球技に似た競技で、ゴールを1回入れるごとに10点与えられ、スニッチを捕まえると150点獲得となります。シーカーがスニッチを捕まえると試合終了。 飛行術の授業中、ネビルに意地悪するマルフォイの挑発に乗ったことがきっかけで、ハリーはグリフィンドールの最年少シーカーに選ばれます。 ただ、クィディッチは命がけのスポーツです。過去に競技中選手が消えるなんて事件があったり、ブラッジャーという球に執拗に追われたり……。現に今作でハリーは箒から落とされそうになります。 クィディッチのワールドカップも存在し、ハリポタシリーズ第四作目「炎のゴブレット」でその様子が描かれています。 ホグワーツの蔵書である「クィディッチ今昔」は、マグルの世界でも出版されていて私達も読むことができます。

ハリーの教科書「幻の動物とその生息地」

ハリーがホグワーツで使う教科書の一つに「幻の動物とその生息地」があります。 ハリポタ小説第1巻から登場するアイテムですが、この本の著者がニュート・スキャマンダー。 「ファンタスティック・ビースト」シリーズの主人公です。 この教科書、実際に書店で売られておりマグルの私達も読めるようになっています。中身はハリーやロンの落書きなども書かれていて、魔法学校の生徒になったような気分を味わえます。 ハリポタシリーズでは魅力的な動物達がたくさん登場します。 ハリーは蛇語を話せ、そのおかげで意地悪な従兄弟ダドリーを怖がらせることもできました。 ハリーのペット白梟のヘドウィグや、ロンのネズミ・スキャバーズ。一角獣やドラゴン、トロールに三頭犬などなど……。 魔法だけではなく、登場する動物達にも魅せられます。

ファンタビシリーズにも繋がる!「賢者の石」登場アイテム

みぞの鏡

現実とは違うものが映る魔法の鏡で、鏡を見た人間の心の奥にある「のぞみ」を映します。「ファンタビ」2作目でも登場するので、チェックしておきたいアイテムの一つです。

賢者の石

錬金術師ニコラス・フラメルとダンブルドアが共同で作った、あらゆる金属を黄金に変える石。「ファンタビ」2作目ではニコラス・フラメル(ブロンティス・ホドロフスキー)が登場。賢者の石がどう関わってくるのか気になるところですよね。

魅力的な呪文の数々

魔法使いは自分専用の杖を持ち、杖を振って呪文を唱え魔法をかけます。「賢者の石」に登場する呪文で、ファンタビシリーズにも登場するものもありますので、この機会に覚えておくと面白いかもしれません。

  • オキュラス・レパロ…壊れた眼鏡を直す呪文。
  • アロホモーラ…扉にかかっている鍵を開けることができる呪文。
  • ウィンガーディアム・レビオーサ…物を浮かせる呪文。
  • ラカーナム・インフラマレイ…服などを燃やす呪文。
  • ペトリフィカス・トタルス…金縛りにする呪文。
  • ルーマス・ソレム…太陽の光のように強い光を出す呪文。

まとめ

「ハリー・ポッター」は現代イギリスが舞台、「ファンタスティック・ビースト」はハリポタよりも70年ほど前のアメリカやフランスが舞台。時代と舞台が違いますが、おなじみの人物やアイテムも登場します。 また、ハリポタシリーズでは悪の魔法使いとしてヴォルデモート卿と対立しますが、ファンタビではグリンデンバルト(ジョニー・デップ)が登場します。このグリンデンバルト、若き日のダンブルドア(ジュード・ロウ)の友人でした。ハリポタシリーズにも度々名前が登場します。 まずは「賢者の石」をおさらいしておけば、ファンタビシリーズを2倍楽しめるのではないでしょうか。