ソウ

【ソウ】ネタバレまとめ!詳しい解説や考察も!

投稿日:2019年1月9日 更新日:

「saw(ソウ)」は2004年に公開されたサスペンススリラー映画です。シリーズは全8作品となっており、本作はソウシリーズの1作目になります。グロテスクな描写と複雑に入り乱れた伏線の数々が大ヒットの要因となりました。ソウシリーズではジグソウが仕掛ける殺人ゲームが主軸となっています。 第1作目では、続編につながる伏線が多く含まれています。「ジグソウの協力者の存在」や「ゴードンのペンライトをゲーム現場に置いたのは誰なのか?」、「ゴードンやアダムのその後は?」・・・などなど。 今回のゲームの内容、続編と絡めた考察と共にソウの魅力を紹介していきます。まずはあらすじからです。

「ソウ」あらすじ

舞台はアメリカ。ジグゾウという連続殺人犯が仕掛けるゲームの被験者は惨い死を遂げています。

とある一室に監禁されている二人:ゲーム開始

アダムとゴードンは地下の老朽化した一室にいました。二人に足首には太い鎖で足枷がはめられており、間には毒が回って拳銃自殺した死体が血まみれで倒れています。互いに自分のポケットにカセットテープが入っているのに気づきます。死体が握っているテープレコーダーを手に入れて再生する二人。音声の内容はジグソウからのゲーム開始の合図でした。アダムへは「自分が死ぬのを見るか?行動するか?」、ゴードンへは「アダムを6時までに殺害すること。失敗すれば、妻と娘も貴様と共に死ぬことになる」という内容です。 音声のヒントをもとにノコギリを手に入れます。二人は懸命に足枷に刃を立てますが、切れる気配がありません。アダムは怒ってノコギリを鏡に投げつけ、ゴードンは足枷を切るためのノコギリではなく、足を切断するためのものだと気づきます。異様な内容からゴードンは犯人に心当たりがあることに気づきます。

監禁より5か月前のゴードン

とある殺人犯を追っている、刑事のタップ、シン、ケリー。剃刀ワイヤーで無残な死を遂げた死体と、体中に引火性物質を塗られて焼死した死体。身体の一部からジグソーパズルピース型に皮膚が切り取られていることから、ジグソウ・キラーと呼ばれていました。 医者であるゴードンは検診に来たジョンについて部下たちに説明しています。彼はもう末期がんで助からない、と。病院の清掃係のゼップがゴードンの患者を扱う態度に見かねて口を挟みますが、もちろん相手にしません。侮辱の言葉を浴びせます。そこへ二人の刑事がやってきます。タップとシンです。焼死した殺人現場にゴードンのペンライトが落ちていたので、彼を容疑者として聴取しに来たのです。事件発生時刻の午後11時から1時までのアリバイを聞かれるゴードン。ゴードンは「人と会っていた」と濁します。会っていた相手は不倫相手ですので、おおっぴらにできません。

しかし背に腹は代えられないので、正直に不倫相手と会っていたことを話すゴードン。しかしタップ刑事はゴードンを疑っています。タップ刑事はゴードンをジグソウから唯一の生存者であるアマンダに合わせます。

二人の仲に新たな展開

ゴードンの推測を聞いたアダムは、ゴードンが犯人なのではないかと疑います。険悪になる二人の仲。アダムが自分で割った鏡の破片がマジックミラーになっているのに気づきます。転がっている破片を投げつけ、鏡を割ると奥には監視カメラが・・・。 お互いに協力した方がよいと気づき、身の上話をする二人。ゴードンが妻と娘の写真を見せようとアダムに財布を渡します。しかし財布に入っていたのは監禁されている妻と娘の写真でした。裏面にはジグソウからのヒントも載せられています。ゴードンに対して疑心暗鬼になっているアダムは写真を抜き取りました。その後ヒントをもとに二人は着信用の携帯電話と一本の煙草を手に入れます。しかしそこにはジグソウからのゴードンに対するメッセージ。「煙草に死体の血を吸わせれば、それだけでアダムを殺せる」という内容です。 一芝居打って、ジグソウを欺こうとするアダムとゴードンでしたが、二人の足枷は電流が流れる仕組みになっており、殺害の芝居を見破られます。

ゲーム開始の前日

夜に自宅にいるゴードン。娘が「部屋に男がいて怖い」というので、あやしてから病院へ向かいます。自宅にいる娘と妻。本当に男が潜伏していて、監禁されてしまいます。その様子を対面するアパートから眺めるタップ刑事。彼は5か月前にジグソウの隠れ家の潜入に成功するも、相棒のシンを失います。ジグソウの逮捕に憑りつかれて警察をクビになりますが、ずーっとゴードン宅を見張っていたのです。

ゴードンは安ホテルから駐車場に戻ってきます。病院ではなく不倫相手と会っていました。駐車場でゴードンをカメラのフラッシュが襲います。撮影したのはアダム。アダムはタップ刑事からゴードンの調査を依頼されていました。ゴードンは駐車場で謎の人物に襲われ、アダムは自宅で襲われます。

ジグソウは一体だれなのか?

二人は記憶を取り戻したところで、着信専用携帯に着信があります。相手は妻のダイアナです。ダイアナから「アダムを信用しないで」と言われます。アダムが監禁写真を隠していたことや、元刑事がゴードンを疑っていることなどが積み重なり、二人は最悪の仲。アダムはゴードンを尾行していたことを暴露します。ノコギリと一緒に入っていた、ゴードンの尾行写真をばらまいて罵りあっていると、ゴードンは自宅にゼップがいる写真が紛れているのに気づきます。妻と娘を監禁しているのはゼップなのです。怒り狂うゴードン。しかしタイムリミットの6時を過ぎてしまうのでした。

ジグソウの正体

タイムリミットが過ぎて、ゴードンの妻と娘を殺そうと発砲するゼップ。手縄をうまく外した妻が反撃して、弾は外れます。銃声を聞いて、見張っていたタップが乗り込んできました。ゼップは妻と娘の殺害に失敗して、タップに追われながらゴードンとアダムのいる地下施設へ向かいます。

タイムリミットが過ぎて絶望するゴードン。叫び声をあげながらノコギリで自分の足を切り落とします。自由になったゴードンは死体が握っている拳銃を持ち、アダムに発砲します。「これでどうだ!早く娘と妻に合わせてくれ!」と。そこへタップを殺したゼップが入ってきます。ゴードンに銃を向けるゼップ。しかしアダムが起き上がりゼップを撲殺します。ゼップは肩を撃たれただけだったのです。助け呼ぶために足を引きずりながら脱出するゴードン。

ゼップが犯人だと思っているアダムはゼップの体を物色して足枷のカギを探します。しかし出てきたのはカセットテープでした。ゼップもゲームの被験者だったのです。その時、間にあった死体が動き出します。彼こそがジグソウであり、ゴードンの病院に検診に来ていたジョンです。扉を閉めて出ていくジグソウ。アダムの悲痛な叫びが聞こえます。

登場人物

では今作に登場する人物を見ていきましょう。

ジョン・クレイマー(トビン・ベル)

ジグソウと呼ばれる殺人ゲームを作り上げる人物です。脳腫瘍と大腸がんを患っており、シリーズの途中でゲームの一部として死亡しますが、全作品に回想で登場します。ジグソウの仕掛けるゲームには明確なルールや法則があり、生き残る可能性を残しているのが特徴です。 ジグソウの意思を継いだ人物も登場しますが、ジグソウの意思を曲解しており、彼らもまたジグソウの餌食になります。

ローレンス・ゴードン(ケイリー・エルウィス)

本作の主人公である医師のゴードン。ジグソウに病状を宣告したのもゴードンで、死刑宣告のような冷たい態度で接してしまいました。命を救うはずである医師の態度にショックを受けたジグソウに狙われてしまいます。 順風満帆な人生に見えますが、妻との関係は冷え切り、職場に不倫相手がいます。しかし家族を大切に思う気持ちは強く、自分の足を切断してまで家族に会いに行こうとしました。

アダム・フォークナー(リー・ワネル)

金持ちと秘書の不倫を撮るのが商売のカメラマン。タップ元刑事に頼まれてゴードンの写真を撮っていました。人を覗き見る卑劣な生活をしていた為にゲームの参加者となります。今作のラストでジグソウに密室に取り残されますが、後にアマンダによって窒息死させれらてしまいます。 ちなみにリー・ワネルは俳優としてだけでなく、ソウシリーズの1~3作目までの脚本を担当しています。そして1作目以外の全ての総指揮も務めています。

ゼップ・ヒンドル(マイケル・エマーソン)

ゴードンの病院の清掃係。今作はゲームの駒としてゴードンの妻と娘を監禁します。検診にきたジグソウと親しくしていたようですが、ゲームの参加者になってしまうのです。病院ではジグソウをかばおうとしてゴードンに意見するも、皮肉を言われて相手にしてもらえませんでした。 ゲームの最後はアダムによって鈍器で頭を滅多打ちにされてしまいます。

デイビッド・タップ(ダニー・グローヴァー)

タップ刑事はシン刑事、ケリー刑事と共にジグソウ事件を追う優秀な刑事でした。しかしジグソウによって、重傷を負わされた挙句、シン刑事を殺害されてしまいます。そこから気がおかしくなり、警察をクビになりますが、故シン刑事に誓ってジグソウ事件の解決に奔走するようになりました。 ゴードンを疑っていたので、ゴードン宅で監禁中のゼップと対面します。ゼップを真犯人と思い、追い詰めるも、逆に銃殺されてしまいます。清掃係に負けてしまうのは心残りが多いでしょう。

アマンダ・ヤング(ショウニー・スミス)

ゲームの唯一の生存者。麻薬依存症でしたが、ジグソウのゲームによって救われたと言っています。のちにジグソウの後継者として登場したり、再び被験者となったりと活躍の多い人物です。本作では、ゲームの回想を語るシーンのみ。 元々はジグソウの妻が務める病院の患者で、最も救いようのない人物ということで被験者に選ばれました。

スティーブン・シン(ケン・レオン)

タップの相棒。タップのプライベートまで気遣う深い中でしたが、ジグソウのトラップにより頭を吹き飛ばされます。

ゴードン妻&娘(モニカ・ポッター&マッケンジー・ヴェガ)

ゴードンの家族ですが、家族関係は冷え切っています。しかし家族への愛情は強いため、最後は足を切断してまでも家族のもとに向かおうとしました。娘も妻もゴードンを非常に愛しています。今作のみ登場します。

ジェフ(ネッド・ベラミー)

タップとシンがジグソウの隠れ家に乗り込んでいた時に囚われていた男性。椅子に括り付けられて両側からドリルのようなものが迫ってくる仕掛けの椅子です。ジェフを人質にしたおかげでジグソウは逃亡に成功しました。

「ソウ」の小ネタ、次回作への意図や伏線は?

ソウシリーズは映画を跨いで多くの伏線が存在します。ここではシリーズ通して解き明かされる第1作目の伏線を紹介していきます。

協力者の存在

ジグソウは年老いた末期ガン患者です。今回のゲームの参加者は、「ゴードン」「アダム」「ゼップ」の3人。いくら不意打ちで襲ったとしても、3人を拘束したり、大規模な仕掛けを用意したりするのに力不足です。 続編で明かされるのですが、今回のゲームの協力者はアマンダと、後に登場するホフマン刑事です。アマンダはジグソウの思想に感化されて後継者となり、ホフマンは殺人と更生の違いを探求するために協力しています。ペンライトを現場に置いておいたのもホフマンなのです。

なぜゴードンが選ばれたのか?ほかの被験者は?

ゴードンが選ばれたのはジグソウに病状を非情に宣告したからです。患者の気持ちを考えない冷たい態度にジグソウはショックを受けました。命の大切さを分かっていないゴードンは被験者となってしまったのです。またゴードンが部下たちにジグソウの病状を説明するシーンでは、ジグソウは目を開けて内容を聞いています。 ジグソウは自分に私怨のある人物と、その関係者をゲームに巻き込んでいます。のちの中心被験者となる人物たちは、「保険金を出してくれない保険屋」「架空のジグソウゲームの生還体験で稼いでいる男」となっています。今作のゲームの参加者も全てゴードンに関係している人物です。

ジグソウの目的とは?

ジグソウはただの快楽殺人者ではありません。ゲームを仕掛ける目的は「更生」であると言い張ります。多くの人間は命に感謝をしていないので、命のありがたみを教えてやろうというわけです。

ジグソウが仕掛けるゲームの舞台

ゴードンとアダムが監禁されている一室は、下水処理施設で、今作以降も登場します。「マシューズがゲームオーバーになる場所」「アダムが殺されるシーン」「アマンダとマシューズの息子が逃げてくるシーン」「ホフマンが置き去りにされるシーン」などジグソウのゲームの舞台となっているのです。

ジグソウの処刑道具

ソウシリーズ通して登場するのが逆トラバサミです。アマンダやホフマン、そして被害者となるジグソウの妻ジルという重要人物につけられる道具です。ジグソウが作ったとされる道具ですが、共同制作者がいることが「ジグソウ・レガシー」で明かされます。 ちなみにトラバサミはシリーズの原点となるジェームズ・ワンの短編作品から登場しており、最初に装着したのはアダム役を演じたリー・ワネルなのです。

「ソウ」ネタバレ結末まとめ

ただグロテスクなだけではなく、巧妙に張り巡らされた伏線が回収されるラストシーンは一種の興奮を覚えます。また、単体の映画だけでは完結しない伏線もあるので、続編を観てゲームの全貌が明らかになる感覚は、上質なミステリーを観ている感覚になるでしょう。 最初に説明した通り、ソウシリーズは伏線が多く、一作一作ひも解いていくことで謎が明らかになっていきます。今作で明らかになったことと、続編に関わる重要なポイントをまとめていきます。

  • ジグソウの正体は「ジョン・クレイマー」
  • 現時点でアダムとゴードンはまだ死んでいない
  • ゲームの唯一の生き残りがアマンダ

ゲームを仕掛ける犯人が、ジョンということが最後に判明しました。彼は年も若くないうえ、末期がんという状態というのがポイントになってきます。協力者がいなければ被験者を拉致したり、大規模な仕掛けを用意することはできません。 また、殺人ゲームながら本作メインゲームではゼップしか死亡が確定していません。ゲームオーバーとなったゴードンとアダムのその後は、続編へとつながりますので、どう描かれるか期待しましょう。 続編では更なる大人数でのゲームが開始されます。そこには一度ゲームから生還したアマンダの姿も。今作ではほぼ無かったジグソウの狂気じみた会話シーンや、ラストのどんでん返しに注目です。

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