【ソウ4】ネタバレ結末まとめ!伏線もあわせて徹底解説

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「ソウ4」は2007年に公開された映画で、前作のソウ3とほぼ同時展開されている物語で、冒頭のアート・ブランクがゲームをしているのは、アリソンが殺害される前の事です。ラストシーンまで3との繋がりが見えないことや、前作で死んでいるジグソウが現れないことで時間軸を複雑に見せた作品です。 メインの被験者はリッグを軸に進んでいきます。ルールはタイムリミットまでに囚われたマシューズとホフマンの元へ行き、教訓を学んで二人を救うことです。リッグは、ジグソウに対して凄まじい執着心をもっています。仲間が殺され、行方不明になっているので仕方がないでしょう。 本作では過去の作品で残された伏線が回収されるエピソードが多くあるので、過去作の内容を覚えている方には、伏線が繋がり、爽快感のある物語です。

「ソウ4」あらすじ

アリソンが無残な姿で発見され、一層執着心を募らせるリッグ。ホフマンとマシューズを救うために奮闘します。そしてリッグを追う新しい登場人物である、ストラムとペレーズにも注目です。

冒頭シーンは伏線の応酬

前作で死亡したジグソウの遺体から、お馴染みのカセットテープが出てきます。内容を聞くのは、ジグソウを昔から追っているホフマン刑事です。「試されることなく立ち去るのか?」という内容が入っていますが、後にホフマンをゲームに参加させるということを示唆しています。この時点では協力者がホフマンとはわかっていませんので、疑問が残るばかりです。時系列で言うと、このジグソウ解体シーンがソウ5の途中に入ってきます。 一方ではトレヴァーとアートがゲームを行っています。ゲームに勝利するのはアートです。本作で再度登場するアートですが、服装や髪形異なるために同一人物ということに気づきにくくしています。弁護士のアートは背広で決めていて、再登場の際は、黒いニット帽をかぶって登場するからです。

リッグのゲーム開始

3の冒頭で殺害されたアリソンの死体を見てショックを受けるリッグ。アリソンの安否を確かめる為、安全確認前の扉を強行突破するくらい興奮しています。そして仲間を助ける為に奮闘するリッグは、ジグソウのゲームの被験者となります。「本当に人を救うとはどういうことか」を学び、囚われたホフマンとマシューズを90分以内に救出するのがルールです。「私の見方で見ろ」というジグソウのルールを聞いた後、最初の被験者ブレンドのゲームを終えて、次の指示場所へ向かいます。 一方ではストラムとペレーズがリッグの捜索に乗り出していました。ジグソウの元妻であるジルを尋問しますが、手掛かりは掴めません。納得しきれないストラムは更に詰めより、ジルは「セシルのせいで流産をしたこと」「最初の被験者はセシルだったこと」を話します。

リッグの3つのゲームが終了

次にリッグがゲームを行うのは強姦魔のアイヴァンです。ちなみにアイヴァンを無罪にしたのは冒頭のアートです。カセットテープに従ってアイヴァンをベッドの拘束具に固定するリッグ。アイヴァンのゲームは、「自分自身で目を潰す」か「体が裂かれて死ぬか」を自分自身で選ぶというものです。結局アイヴァンは死亡してしまいます。 最後のゲームでは、家庭内暴力をふるっているレックスと妻のローガンのゲームです。リッグが到着した時には、二人のゲームは終了してレックスは死に、ローガンのみが生き残っていました。リッグは刺さっている串を取ってやり、ローガンを救出して通報します。(非常ベルをならす)その後、目的のホフマンとマシューズの元へ向かいます。 第一のゲームでは「救う必要のないものは救わない」、第二のゲームでは「自分自身でのみ自分を救える」第三のゲームでは「第一、第二を踏まえたゲームを行うと感謝される」というものでした。ジグソウの見方でみて、「救済」とは何なのかを学び、ラストのゲームに勝てるのか?というのがジグソウの狙いだと思いますが、リッグは学んでいる様子はありません。

ゲームに巻き込まれるストラム、ペレーズ

リッグのゲーム現場を追っているストレムとペレーズ。第三ゲーム会場で用意されたゲームでペレーズが負傷をしてしまいます。ジグソウのカセットテープでは「同僚のストラム捜査官はこの後、罪のないの人を殺す」と言っていますが、これはジェフの事です。ストラムをおびき寄せてゲームオーバーとなったジェフを始末しようという目論見でしょう。 仲間がやられて怒り狂うストラムは再びジルを問い詰めます。新聞と最初のヒントから閃いたストラムは、リッグが向かう場所であるホフマンとマシューズが囚われた建物を探し当てました。

つながる3と4

ホフマンとマシューズの元へは、アートがやっていました。彼のルールは「制限時間が経過したら、二人を開放する」という簡単なものでした。しかしそこへ時間ギリギリにやってくるリッグ。リッグは今までのゲームでは何も学ばず、突入してこようとします。すかさずアートは発砲しますが、リッグは被弾しながらも扉をこじけて突入してしまいました。仕掛けが作動して頭を氷で砕かれるマシューズ。ホフマン側の仕掛けも同時に作動。リッグは地面に這いつくばりながらも執念でアートを撃ち抜きました。誰も救えなかったうえ、被弾してしまい虫の息のリッグ。そこに現れるのがホフマンです。「ゲームオーバー」と言って去っていきます。 一方のストラムは銃を構えて建物に侵入していました。声のする方へ向かうストラム。そこには錯乱したジェフがいました。ストラムは「子供の居場所はどこだ!」と向かってくるジェフを撃ち抜きました。

「ソウ4」登場人物

本作で登場する人物を紹介していきます。

ジョン・クレイマー(トビン・ベル)

本作では冒頭の解剖シーンのみ登場する殺人ゲームの首謀者です。前作で死亡し、本作中に現れないことから3、4の同時進行が上手く隠されています。3で死亡する前に、カセットテープに蝋をかけているシーンがありますが、そのテープが冒頭で登場するテープです。

ダニエル・リッグ(リリク・ベント)

第一作目から登場している人物です。マシューズやアリソンとは刑事仲間であり、ソウ2では3人でジグソウに立ち向かいました。マシューズが行方不明になり、アリソンも殺害されてしまい、精神的にダメージを受けている様子です。リッグへの試練は「ジグソウ式の救済方法を学ぶこと」でした。 仲間思いで正義感の強いリッグは、だれかれ構わず手を差し伸べて助けようとしてしまいます。本当に救済を行えるのは自分自身という  

マーク・ホフマン(コスタス・マンディロア)

刑事でありながらジグソウの協力者となっている人物です。刑事のホフマンがジグソウに協力することになる経緯は続編ソウ5で明かされます。今作では被験者となって登場することで、ホフマンが黒幕ということを隠しているトリックが使用されています。また、前作のソウ3のジェフやリン、アマンダのゲームだけでなく、第一作目に登場するゲーム(針金を突き破って逃げるゲーム)にも協力しています。

エリック・マシューズ(ドニー・ウォルバーグ)

ソウ2のメイン被験者となっていたマシューズ刑事です。ゲームオーバーになり下水処理施設に閉じ込められた後に脱出しますが、アマンダによって暴行を浴びせられて放置されます。その後にジグソウに捕獲されて食事を与えられて監禁されていました。リッグが試練を経て、救済を学んで最後の扉を開けなければ命が助かったマシューズでしたが、それも叶わずに氷で頭を砕かれて死亡します。

ピーター・ストラム(スコット・パターソン)

FBI捜査官で、本作の途中からゲームに巻き込まれてしまう人物です。トラップで仲間が頭を貫かれたり、相棒のペレーズが負傷してしまったりしたことで、ジグソウゲーム終焉への執着心が募っていきます。映画冒頭では知的でクールなイメージでしたが、仲間の負傷により激高してジルに暴言を浴びせていました。 続編では、黒幕が確定したホフマンを追い詰める人物として活躍します。

リンジー・ペレーズ(アシーナ・カーカニス)

FBI捜査官で、ストラムの相棒です。本作ではアートの所有する物件でジグソウのゲームに巻き込まれ、顔に発砲を受けてしまいます。続編となるソウ5、6ではストラムとの捜査の記憶や、性格を語っていることからかなりの信頼関係であることが伺えます。

アート・ブランク(ジャスティン・ルイス)

本作では冒頭のトレヴァーとのゲームを行い、勝利するところから登場します。職業は弁護士で、ジグソウや被験者たちと関わっていました。リッグが暴行をしたDV男性やジルの弁護人、本作で登場するアイヴァンのゲーム場の借主、ペレーズが負傷する物件の所有者と登場回数は少ないながらも重要な人物です。 ソウ4では監視役としてゲームに再度参加させられ、マシューズとホフマンと共にリッグのゲームクリアを待ちました。しかし最後は突入してきたリッグに銃殺されます。

ジル・タック(ベッツィ・ラッセル)

ジグソウの元妻で、麻薬更生施設の医者です。ジグソウとの子供「ギデオン」を流産しており、それがきっかけでジグソウがゲームを開始しました。ストラムの取り調べに対しては「私は関係ない」の一点張りです。しかし続編ではジグソウの仕事を受け継いでいます。 現時点ではゲームに携わっていないのは本当のようです。ソウ3でゲームの準備をするジグソウとアマンダに接触していますが、「こんなことはもうやめて」と懇願しています。

ブレンダ(サイレン・ポイラン)

少女売春の斡旋を行っていた人物で、リッグのゲーム最初の試練の被験者です。髪が引っ張られて頭皮が引きちぎられてしまうような拷問具につけられていました。リッグによって救出されますが、少女売春の発覚を恐れて襲い掛かりました。

アイヴァン・ランズネス(マーティ・アダムズ)

強姦や暴行を行っていて罪に問われましたが、アートの弁護によって無罪となりました。リッグに脅されて自らゲームに参加します。最後は片目を潰された後に、頭を潰され絶命しました。

モーガン(ジャネット・ランド)

家庭内暴力を行う夫・レックスの妻です。ジグソウのゲームにレックスともに参加させられ、モーガンは勝利します。お互いの身体に打ち込まれた串を抜くゲームでしたが、暴力の被害者であるモーガンの身体に打ち込まれた串は抜いても生き残れる位置にあり、夫の支配を破って串を抜き切りました。

レックス(ロン・リー)

モーガンの夫で、モーガンと娘に家庭内暴力を行っていた人物です。以前に暴力の疑いで取り調べを受けていますが、その際に激怒したリッグに暴行を受けています。その際にモーガンの弁護人を担当したのがアートでした。 最後はモーガンに串を抜かれて絶命しました。

トレバー(ケヴィン・ラシュトン)

本作冒頭でアート共にゲームに参加して死亡した人物です。アートが口を縫われているのに対して、トレバーは目を縫われていました。縫ったのはゴードンということが続編で分かります。

セシル・アダムス(ビリー・オーティス)

ジルのお腹に扉を押し当て、流産の原因を作った人物です。セシルが原因で、ジグソウは殺人ゲームを開始しました。実際にはアマンダに促されての行動で、セシル自身は「ジルは良い人だから」と言っていましたが、ジグソウのゲームの最初の犠牲者となります。

ジェフ・レインハート(アンガス・マクファーデン)

ソウ3のメイン被験者である人物です。本作ではラストのみの登場で、ジグソウの首を切ったあと、子供行方が分からずに錯乱しているところをストラムに射殺されます。ソウ3ではアマンダとジグソウを殺害し、妻のリンが死亡する最悪の形でラストを終えていましたが、ソウ4で顔も知らないFBI捜査官に殺されるという末路を辿りました。

「ソウ4」小ネタ

ソウ4に関する小ネタ、続編のとのつながりを紹介していきます。

ホフマンの連れ去られるシーンは、実は豚の被り物が壁にかかっているだけ

ホフマンが黒幕にも関わらずに、豚マスクに襲われてしまうような描写がありますが、実は豚マスクが壁にかかっているだけのシーンになっています。一瞬しか登場しないので、目を凝らしていないと見逃してしまうでしょう。 またホフマンが封筒を机に入れた後に豚マスクが映り、シーンが飛びます。ホフマンが入れた封筒はアマンダ宛のもので、場所はソウ3の舞台となったジグソウの隠れ家です。豚マスクが掛けてあるのはごく自然なことです。

ホフマンが封筒を机に入れるシーンは次作で回収される

前半にホフマンが封筒を机に入れるシーンがでてきますが、真相はソウ5で判明します。ここでは完全なネタバレになりますが解説していきます。 ホフマンが入れた封筒は、ソウ3でアマンダが読む手紙が入ったものです。つまり3のジグソウのアジトにリンが連れ去れて来る前の話になります。内容は「リンを殺さなければ、セシルと一緒にいたことをジグソウにばらす」というものです。この手紙が原因となり、リンを撃つことになりました。

最後の協力者の為の伏線が多くある

最後の協力者はゴードン先生なのですが、本作ではゴードンがいなければできないゲームの仕掛けが登場します。冒頭のトレヴァー目や、アートの口が縫われているのはゴードンが行っていて、ソウ6で縫うシーンがでてきます。またレックス夫妻の動脈を正確に串で撃ち抜くのも医師の技術があったと推測できます。  

「ソウ4」まとめ

ホフマンが被験者としてゲームに参加させられていることで、黒幕が全く分からなくなります。映画を最後まで見れば「豚マスクが壁にかかっているだけ」という違和感にも気づきますが、初見でトリックを見破るのは至難の業でしょう。アマンダとジグソウが死に、「誰が協力者なのか?」というテーマ作品ですが、ホフマンの演技も含め、巧妙な作品と言えるでしょう。

  • ホフマンはジグソウの仕事引き継いでいる
  • ジェフはストラム捜査官によって銃殺
  • マシューズ、アリソン、リッグの同僚刑事は全て死亡

今作のラストは、別の場所で展開されているゲームの被験者であるストラムが、ソウ3の被験者ジェフを殺害するというものです。今作の冒頭でジグソウが解剖されるシーンがあるのにも関わらず、ジグソウを殺したジェフの動向が描かれておらず、気になった方も多いのではないでしょうか。毎回ジグソウの仕掛けるゲームの、巧妙さ、複雑さ、そして正確さには驚かされます。 今作で1~3に出てきた主要人物はほとんど死亡してしまいました。今後の展開は、ストラムやホフマン、ジルが主軸となって物語を展開していきます。ソウシリーズは殺戮ゲームをメインにした謎解きが魅力ですが、次回作はゲームに加えて、ホフマンとストラムの攻防がメインとなっています。ホフマンはどのようにストラムを処理しようとするのでしょうか。