使ってわかった!ポイント解説付きレンタルサーバーの比較・選び方


比較サイトみてもよくわからないレンタルサーバー

みなさん、クライアントや自社サイトでどのサーバーをお使いですか?専用サーバーですか?それとも共有サーバーですか?

国内外と合わせると膨大なレンタルサーバー会社があります。大手レンタルサーバー会社は複数サービスを用意していており、より複雑化しています。ネット 上には比較サイトも存在しますが、何が本当に良いかわかりません。

なぜこんなにレンタルサーバーの情報がこんなにもごちゃまぜなのか、考えてみましょう。

レンタルサーバーの良い情報について

これはわかりやすいです。簡単に言えば広告やアフィリエイトですね。レンタルサーバーの良い評価を紹介して報酬がもらえる仕組みとなっているので広告主に喜ばれそうな記事や情報を掲載します。

ネットの良いところと悪いところでもあるのですが、ネットは「事実」と「嘘」を同等に扱います。さらに厄介なのは、読み手側が嘘の情報とわからずに信じてしまうケースです。誰もが知っているwikipediaでもこのようなことが日常的に起きています。意外と知られていませんが、wikipediaの編集権限は匿名 となっており極端にいえば誰でも投稿することができます。テレビ業界では芸能人のwikipedia情報をもとに打ち合わせされるそうですが、当人に身に覚えのないエピソードが普通にwikipediaに掲載されています。業界の方でもわからないのですから、私たちがわかるはずがありません。

wikipediaですら嘘の情報が蔓延しているのですから、比較サイトの情報なんて本当かどうかなんてわからないんです。

判断基準を自分の中で持つ

身も蓋もないですがやはり判断基準を自分の中に持つことだと思います。「レンタルサーバーをどういう用途で使うのか」利用者の規模によっても違います。例えば、画像投稿サイトを作ろうと思っていのであれば、画像ファイルは通常ファイルよりも容量が大きいので容量が多いサーバーを用意する必要があります。また同じサイトでも1日の1000万人訪問するサイトと10人訪問するサイトではスペックが低いとサーバーが落ちしまう可能性があるので、サーバーのスペックにも注意が必要です。

実際クライアントサイトの運用している私の目線から「レンタルサーバーを選ぶ」ときにチェックしておきたいことをご説明します。

1.信頼性のあるサーバーなのかどうか(サポートがあるかどうか

フリーランスの方は受託案件や運用保守を請け負うことも多いと思います。使用しているサーバーが頻繁に落ちてしまったり、障害が起きたときに問い合わせできない会社だと困ります。クライアントはあなたを「ウェブ屋」としてみています。サイトの障害理由をサーバー会社に押し付けるのは無責任といえます。原因を把握するためにもサーバ会社と連絡できる手段を持つようにしましょう。

サーバ会社によっては自動でバックアップをとってくれるところもありますのでこちらも合わせて見ておきたい部分です。

2.設定が簡単かどうか

あなたがインフラの仕事をしれていればなんなくこなすことができると思います。ただフリーランス場合、webデザイナーやディレクターの方が設定することもあります。レンタルサーバーによっては設定方法が複雑な場合があり、自分で対処することが難しかったりします。設定だけで1日費やしてしまったとか時間が勿体無いですよね。ドメイン取得やメール設定などウェブサービス以外にも設定しなくてはいけないものがたくさんあります。レンタルサーバーを選ぶときは設定の仕方などもあらかじめ確認しておきましょう。

3.何ができるか

大概の場合は各レンタルサーバーはウェブサービスをつくるときに必要なものを準備しています。PHPやMySQLを標準で用意しています。ただクライアントによってはメーリングリストを使いたかったり、サブドメインやサブディレクトリで管理したいという要件があります。サブドメインはプランによっては利用できなかったり制限がある場合があるので注意が必要です。あとからできませんではクライアントの信用を落としてしまいますよ。

無料枠をうまく使おう

レンタルサーバー会社で期間はさまざまですが契約を前提とした「お試し期間」があります。いくつかの候補のレンタルサーバーを借りてクライアントの要件があっているかどうかをみてみるのもよいと思います。管理画面が使いにくかったり、使いたい機能が使えなかったりすることもあります。

ただ負荷テストは迷惑をかけてしまうので注意しましょう。

共有サーバーと専用サーバー

共有サーバーと専用サーバーの違いはわかりにくいので、「家」にたとえて説明します。

あなたは家の引っ越しを考えて「マンション」か「借り家」で迷っています。借り家はマンションよりも値段が高めですが、部屋の広さや自由度があります。壁紙を変えたり板を張り替えたりすることも可能です。大声で歌っても多少のことは許してもらえます。マンションは借り家で比べると値段が安めです、一人暮らしであれば5万から住めるところもあります。ただ部屋の広さは借り家と比べると狭く、隣には違う人が住んでいます。壁が薄い場合は声が筒抜けになったりすることもあります。壁に釘をうちつけようものなら大家さんに怒られてしまいます。

これは物件を何人で使っているかで表すことができます。つまりマンションが「共有サーバー」借り家が「専用サーバー」です。共有サーバは一つのサーバーを共有しているので、比較的な安く提供することができます。その代わり使用制限があります。逆に専用サーバーはひとりでサーバーを使っているので負荷のかかるシステムを組んでも他の人に影響を与えることはありませんが、共有サーバーと比べると高くなります。

ただこの共有サーバーと専用サーバーの共通点は他の人からサーバーを借りているということです。いくら自由度が高くても支払いが滞ったり悪用すれば当然追い出されます。

実際使われているレンタルサーバーは?

やはり王道は「さくらインターネット」「ロリポップ」の利用率は高いです。「金額がやすい」「知名度・有名」という理由で選ばれています。フリーランスの方ですと、個人ブログやポートフォリオサイトで利用されているケースが多いようです。「さくらインターネット」「ロリポップ」ともにWordPressを簡単インストールできるサービスあったり、コストをかけずに簡単にサイトを用意されています。

少数派のAWSやさくらVPS、専用サーバーはレンタルサーバーに違い、インフラの知識が必要となります。個人サイトを運用するのであれば障害が起きても自己責任ですがクライアントのサイトを運用するとなるとリスクがあります。障害が起きてしまってからではクライアントの信用を落としかねないので十分に注意が必要です。また意外知られていないのですが「AWSを安価で利用できる」いう認識を持っている方が多いのですがそれは間違いです。AWSには無料枠がありたしかに初期費用がかけずにサーバーを利用することが可能ですが、サーバーのスペックや利用できるサービスを比較するとレンタルサーバー方がスペックが高いです。複数サーバーを運用しているような大規模なサイトやビックデータを扱うようなサービスであれば、他社よりもコストパフォーマンスがよい可能性はありますが、100万PV以下の小~中規模のサイトの運用であれば固定費が決まっているレンタルサーバーを利用することをオススメします。

詳しくは知りたい人はこちら AWSをやめて普通のレンタルサーバーにした理由

アフィリエイターやブロガーには「エックスサーバー」が支持されています。設定画面が多少複雑なので設定等が難しい面がありますが、一度設定方法を理解すれば大丈夫です。電話でのサポートを行っていますので、わからないことがあればどんどん質問してみましょう。電話のサポートがあるのは、はじめて使う方にとっては安心ですよね。また支持される点として、エックスサーバーはサブドメインを無制限でつくれるようになっています。アフィエイターは複数サイトを運用しているケースが多いので重宝されている理由の一つです。またエックスサーバーにもWordPressを簡単にインストールできるのでWordPressでサイトをつくろうと思っている方にも優しいですね。不安の方はエックスサーバーが提供している「wpX」というWordPress専用のサーバーがあります。

私もクライアントのサーバー運用はエックスサーバーで管理しています。元々クライアントが利用していたこともあり、それがきっかけで自社サイトもエックスサーバーで運用しています。無料枠も10日間用意されているので一度使ってみてもよいかもしれません。

さあ、あなたなら「さくらインターネット」と「エックスサーバー 」のどちらを選びますか?