【日本統一】ネタバレ結末!あらすじ・登場人物まで徹底解説

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日本統一は主演俳優に本宮泰風と山口祥行、準主役として小沢仁志が出演している任侠(ヤクザ)映画です!(2013年に1作目が公開されて以降早いスパンでリリースされており、2018年現在29作目まで制作済。)

シリーズ1作目となる「日本統一1」では本宮泰風演じる氷室と、山口祥行演じる田村がいかにして「龍征会」を立ち上げ、侠和会傘下のヤクザとなるかが描かれいます。本編の冒頭では氷室と田村はすでにヤクザとなっていて、1作目の本編はその回想という設定になっています。

今回はそんな日本統一1の詳細なあらすじ、主要キャラクターの設定や次回作に続く伏線などを丁寧にご紹介します。

「日本統一」あらすじを丁寧に解説

プロローグ

冒頭は田村の出所から始まり、それを氷室とその部下2人が迎えます。この時氷室は「侠和会系 上田組内 三上組若頭 龍征会会長」となっており、部下の2人は斉藤(龍征会理事長)と町田(理事長補佐)です。

田村と氷室の会話から仲の良さが伺え、斉藤と町田は田村より下の立場という事がすぐにわかりますが、この時点での関係性は不明で、田村が入所した理由もわかりません。

その後、龍征会幹部の健太と三上組組長の三上にも出所を祝われますが、やはり関係性は謎で、そのまま本編(回想)に繋がります。

横浜編その1 氷室と田村

プロローグより数年前、横浜にいた氷室や田村、斉藤や町田達は地元のヤクザである安西組の構成員であるモトキ達をボコボコに殴ってお金を巻き上げ、そのお金でリョウコが務めるキャバクラ(?)に飲みに行きます。

店内でも好き放題する彼らに業を煮やした店のママは、ケツ持ちの安西組若頭である若宮を呼ぶも、氷室達の返り討ちにあいます。

ヤクザを相手にカツアゲしたり、若頭をボコボコにしてしまう不良…ということで氷室達の柄の悪さや喧嘩の強さがよくわかるエピソードです。

横浜編その2 秋元との出会い

氷室が街を歩いていると、甥である健太と出会います。健太は闇金にお金を借りて法外な利子で困っていて、これから闇金事務所に拳銃一丁もって単身乗り込むところだと知ります。氷室は健太から拳銃を取りあげて自分が話をつけると闇金事務所に乗り込みます。

事務所で待っていたのは丸打系安西組幹部の秋元(哀川翔)。冒頭でカツアゲしたモトキやキャバクラで返り討ちにした若宮と同じ組のヤクザです。

氷室は元金50万の借金が利子で600万の借金になるのは不当、50万円に色つけて返すからそれで納得しろと、秋元に詰め寄り、ロシアンルーレットで話をつけようとゲームをはじめます。

秋元はその度胸を認めつつも、こんなくだらない事で命を落とすことはないと氷室のいさめ、あまり調子にのって俺たちヤクザを怒らせるとタダじゃすまないぞと忠告します。

横浜編その3 安西組との対立

安西組の事務所で、氷室達をどうするかについて話し合いが行われます。秋元はカタギの小僧どもに本気になることはないとたしなめますが、カツアゲされたモトキや返り討ちにあって大怪我をした若宮は怒り心頭。本職(ヤクザ)の流儀を見せてやると、氷室達を制裁すべく動き始めます。

安西組は手始めに斉藤を半殺しにして囮とし、そのあいだにリョウコをさらいます。事務所につれていかれたリョウコは若宮の命令でモトキ達に強姦されそうになりますが、秋元はこんなやり方は気に食わないと、若宮と袂を分かち出ていきます。

若宮が出ていくと同時に氷室達が到着。若宮やモトキを再度ボコボコに殴り倒して、組長である安西も脅し、組を解散させます。

横浜編その4 横浜脱出

騒動のあと、氷室は秋元に呼び出されます。丸打組(本家)で安西組の解散が認められたこと、元安西組の若い衆や秋元は、別の組に引き取られること、そして騒動を重く受け止めた丸打組は氷室達を抹殺することを決めたから、今の内に関東を離れて逃げろと助言します。

氷室は関東を抜け出すことを決意、田村は「返り討ちにしてやればいい。暴れるだけ暴れて死に華さかせればいい」と言いますが、このまま暴れたら斉藤や町田など彼らの仲間や後輩までターゲットになりかねない。彼らの命を守るためにも俺たちが逃げるべきだと説得。しぶしぶ田村も納得し、横浜を離れることになります。

神戸編その1 川谷との出会い

神戸に流れ着いた氷室と田村。氷室は子供の頃の思い出もある街だし、横浜に似ていて居心地が良いからしばらくここにいようと提案し、田村も受け入れます。

腰を据えるんだったら、とりあえず金儲けしようと二人で地元の麻薬の売人を締め上げカツアゲ。横浜の頃とやることが変わっていない二人の粗暴さ、無計画さが描かれます。

売人をボコボコにしている最中、侠和会内山崎組若頭で川谷組組長の川谷(小沢仁志)とその一味に声をかけられます。話によると麻薬の売人は地域をしきる川谷に了解をとらず商売しており、川谷も困っていたとのこと。売人の身柄を引き取るかわりにと大金を渡され、田村は驚愕します。

そして川谷は「若いうちはフラフラしてもいいが、男だったら自分の行く道を決める日が来る」「暇だったらいつでも遊びに来い」と氷室や田村に告げます。

川谷の男らしさにすっかり感動、憧れすら感じた田村は川谷の元でヤクザになるのも悪くないと感じますが、氷室は対抗心を燃やし、川谷に頼らず自分たちで組を立ち上げようと決意します。

この出来事により、氷室と田村は無計画な不良人生を卒業。彼らの人生において大きな転換期となります。

神戸編その2 龍征会立ち上げ

氷室は早速、事務所を借り「龍征会」の看板を掲げます。手始めとして近隣の暴走族や不良達を締め上げ、龍征会の傘下に入ることを強要。勢力を拡大していきます。

数カ月後、氷室が久しぶりにリョウコに電話してみると、横浜の秋元が自分の組を立ち上げ、氷室達の舎弟である斉藤や町田が「氷室や田村から連絡きていないか」と何度もボコボコにされており、居場所が判明するまで諦めないと脅されていることを知ります。

彼らの身を案じた氷室はリョウコや斉藤、町田達を神戸に呼び、斉藤や町田を龍征会のメンバーに加えます。
この時、氷室の甥である健太まで付いてきてしまい、氷室は激怒。お前になにかあったら健太の母(氷室の姉)に申し訳ないと突っ返しますが、姉も了承済ということを告げられ、しぶしぶ受け入れます。

神戸編その3 侠和会との対立

ますます勢力を拡大した 龍征会は、侠和会の縄張りにも侵攻。侠和会傘下のヤクザと揉めてもお構いなしにボコボコにし金品を強奪し始め、健太は巻き上げた麻薬を田村の指示で売り始めます。

この事が侠和会本部での定例会議の議題にあがります。侠和会若頭補佐の山崎は山崎組傘下の川谷を使い、龍征会を侠和会に取り込もうと考えており、同じく若頭の工藤(白竜)も納得していましたが、若頭補佐(山崎と同格)の上田は龍征会を潰すべきだと提案、組長の権田(千葉真一)の判断により上田の提案が了承されます。

また日本極道界の統一を悲願とする権田はそろそろ引退、工藤に会長の座を譲り夢を託すことを発表します。

神戸編その3 侠和会三上組との対立

上田は早速、上田組傘下の三上組組長、三上に龍征会の殲滅を指示。龍征会の下っ端からボコボコにして、最後に氷室と田村の命をとるように命じます。

三上は手始めに健太を締め上げ、龍征会事務所に殴り込み宣戦布告。氷室はこの時初めて健太が麻薬の売人をしていたことを知り困惑します。

氷室は、まだ侠和会と戦うべきではない(おそらく勝ち目がないから)と考えますが、田村はやる気満々、結局全面戦争に向かいます。

数日後、氷室は現状をしっかりと把握するため単身川谷に会いに行きます。それにより、山崎組は龍征会に手を出すつもりがないこと。会長の権田が引退し、次代の侠和会内の椅子取りゲームのコマとして龍征会が良いように遊ばれていることを知ります。

神戸編その4 氷室と田村のけじめ(エピローグ)

氷室は侠和会にわびをいれて事態を終結させようとしますが時既に遅し。氷室の甥、ケンタが上田組の構成員を銃で闇討ちしてしまい、抗争がさらに激化。「遊びはこれまで」といわんばかりに上田直々に部下をつれて龍征会本部に乗り込んできます。

勝ち目のない戦いを前に、氷室は自分を差し出して皆を助けようとしますが、田村がそれを止めます。そして田村は上田組と正面衝突。逃げ道を作るから、氷室をつれて逃げろと部下に指示します。

しかし田村は上田組の数人を殺すも結局は捕まり、逃げ道を作れず。氷室も逃げずに田村を助けるべく追います。田村は氷室のかわりに自分を殺せと上田に懇願し、氷室は田村のかわりに自分を殺せと懇願します。

上田はどちらの提案も認めず二人とも殺そうとしますが、川谷が登場。川谷は事前に警察に通報しており上田を焦らせます。そのうえで、川谷はこの二人は殺すに惜しい人材。侠和会に入れてしっかり教育しようと提案。上田はしぶしぶ了解します。

この事件により田村は警察に出頭。数日後、氷室は三上組傘下のヤクザとなり、龍征会も解散とならず三上組内龍征会という立場で侠和会入りします。

そして8年後、侠和会会長の権田が引退、工藤が2代目会長に就任し、プロローグの田村出所に続いていきます。

引退式の際、至誠会会長の川端(梅宮辰夫)が一瞬だけ登場しますが一言も喋らず、立場が謎のまま 日本統一1は幕をおろします。

「日本統一」登場人物

「日本統一」は登場人物が多く関係性がわからなくなってしまうこともあります。ここでは主要人物から脇役まで紹介してきます。括弧は俳優名です。

氷室連司(本宮 泰風)

氷室は本作の主人公。冷静沈着で頭の回転が早いが、一度キレたら止まらないタイプ。暴れん坊の田村も氷室が本気でキレたら自分など相手にならないと思うほどの人物です。野心が強いが仲間思いな一面もあり、人に好かれやすい様子。

田村 悠人(山口 祥行)

田村は本作のもうひとりの主人公。粗暴でキレやすく、頭が悪いうえに無鉄砲。ケンカがとても強く、死をも恐れない獣のような性格です。

氷室のことを兄のように慕っており、自分が認めた男には身を粉にしてつくすタイプで、氷室と違って「俺が一番」ではなく、自分より優れている人間は素直に認められる人物。

秋本 照政(哀川 翔)

秋元は横浜に縄張りを持つヤクザで、氷室の素質を最初に見抜いた人物。曲がったことは嫌いだが頭の回転が早く部下思いな一面も。氷室と似たタイプのヤクザと言えるかもしれません。1作目では序盤で少し目立つ程度だが、2作目、3作目と出演し、4作目になると準主役級の活躍を見せるように。

川谷 雄一(小沢 仁志)

川谷は1作目においては山崎組若頭であり川谷組の組長。氷室と田村をみとめた2人目のヤクザです。男らしい任侠道をいくタイプでありながら、頭の回転もよく、彼の機転がなければ氷室と田村は1作目のラストで死んていたはず。狂言回し的な立ち位置におり、後に侠和会3代目の会長となる傑物。

わりとお茶目な一面があり、普段はふざけたり相手をからかったりと面白みがあって魅力的。人気のあるキャラクターです。

権田 誠蔵(千葉 真一)

初代侠和会会長で、極道界日本統一を夢みた人物。志半ばに引退を決め、次の世代に譲ることを皆に告げます。この日本統一という夢を、2代目会長の工藤、3代目会長の川谷、そして氷室と田村が追いかけることになります。

工藤 雅信(白竜)

工藤は侠和会若頭で組内では権田に続く立場の持ち主。シリーズ1の中盤の時点で権田は彼に会長の座を譲ると決意しており、工藤も納得済み。ラストで2代目を襲名します。あまり感情を顔に出さないクールなタイプですが、知性があり部下思いな一面もあります。

日本統一2作目以降はしばらく侠和会会長の座にあり、侠和会の行末をコントロールしていく重要人物の一人。

山崎 義政(誠直也)

山崎は侠和会若頭補佐の立場にあり組内においては穏健派で人情味のあるタイプ。川谷が属する組の組長であり、日本統一2以降は、侠和会若頭(元は工藤の地位)の立場になります。

上田 秀次 (岡崎 二朗)

上田は山崎と同じく侠和会若頭補佐の立場。三上にとっては直属の上役であり極道界においての父親。昔気質の武闘派で、川谷曰く蛇のような性格をしており、敵とみなした相手には容赦なく、ぎりぎりと絞め殺すタイプ。

工藤や山崎とは反りが合わず、組内では次第に権力を失っていく。

三上 哲也(古井 榮一)

三上は上田と親父とする三上組の組長。やるときめたら冷徹にもなれる人物ですが、基本的には人情味に熱く機転も回る上、川谷と同じく普段はチャーミングな性格をしています。

プロローグ(本編より未来)で出所した田村を抱きしめて出迎えた男であり、物語の終盤で氷室や田村を引き取って面倒を見始めます。

斉藤 浩樹 (勝矢)

斉藤は横浜時代からの氷室や田村の舎弟の一人。少し体が太めで度胸もあります。田村が出所したころには 龍征会理事長となっており、不良風の出で立ちから一転、ヤクザらしい風貌に。

町田 駿

町田は斉藤と同じく横浜時代からの氷室や田村の舎弟の一人。田村が出所したころには 龍征会理事長補佐となっており、斉藤に次ぐ立場となっています。

菅谷 健太

健太は氷室の姉の子(甥)ですが、氷室と違って頭の回転は悪く、どちらかというと田村に似ているタイプ。彼がいなければ秋元と出会うこともありませんでしたが、氷室に断りもなく麻薬の売人となったり、侠和会との抗争中に無断で闇討ちして和解のチャンスを潰したりと、トラブルメーカー的な一面もあり。

リョウコ (川村 亜紀)

横浜時代から続く氷室の彼女。横浜ではホステスをしていましたが、神戸に移ってからは水商売をやめ、氷室と暮らし始めます。後に氷室の子供を身ごもる人物で、氷室は家庭のために無駄な命の張り合いをしないようになります。

安西

安西は物語の序盤、モトキや若宮が所属する安西組の組長として登場。氷室と田村に脅され、すぐに安西組を解散させられます。

若宮

若宮は安西組の若頭。リョウコが働く店のケツ持ちヤクザであり、お店のママの彼氏。陰湿で性格が悪く、秋本とは反りが合いません。

モトキ(ハチミツ二郎)

モトキは安西組に所属するヤクザの一人で、物語の冒頭、氷室達にカツアゲされてしまいます。安西の言うことは何でも聞きますが、安西ほど陰湿ではなく、彼の命令にしぶしぶ従うことも。


「日本統一」結末ネタバレ

  • 日本統一は横浜の不良2人組(氷室と田村)が極道界日本統一を目指すVシネマシリーズ
  • 小沢 仁志や哀川 翔、白竜、千葉 真一などレジェンド級の役者が脇を固める
  • 1作目は不良の身だった氷室と田村がヤクザになるまでの話

日本統一1作目は、横浜の不良である氷室と田村というコンビが地元のヤクザに喧嘩を売って、神戸に逃亡。独自に龍征会というグループをたちあげ、侠和会に目をつけられ危うく死にかけますが、川谷というヤクザに助けられ、侠和会傘下のヤクザになる話です。

日本統一2作目以降は氷室も田村も侠和会に属するヤクザであり、組内の権力争いや他組織との抗争にまきこまれていきます。そのためシリーズ全体を通してみれば1作目事態が日本統一シリーズのプロローグのようなお話といっても良いでしょう。

物語の終盤、三上の部下となった氷室は田村が出所するまでの8年間に三上組の若頭(三上の次に偉い立場)となっており、プロローグの三上の田村にたいする出迎えの姿勢から、しっかりとした信頼関係を築いた事がうかがえます。

ちなみに次回作である日本統一2では、上田組が力を失っていき脱退。京都で信闘会という新組織を立ち上げ、侠和会と戦争勃発。三上組のヤクザとなった氷室と田村も巻き込まれていきます!