AWSをやめて普通のレンタルサーバーにした理由

クラウド-コンピューティング-なら-アマゾン-ウェブ-サービス-仮想サーバー、ストレージ、データベースのための-Amazon-が提供するクラウドサービス-(AWS-日本語)

100万PV以下ならレンタルサーバーで十分

こんにちわ。web父さんです。
AWSを使ってますか?ここ数年で聞くようになりましたがAWSって実際安いのでしょうか。
私も勉強がてらいくつかのサイトをAWSで運用しておりますが、そのうちのサイトが50万PVくらいになったので改めてレンタルサーバーと費用対効果を比較して得かどうかを検証してみたいと思います。

  誤解されているけど無料ではないよ

意外に陥りやすいのがAWSが提供している「無料枠」ですが、このままだとスペックが低くてあまり現実的ではありません。

  • Amazon EC2 t2.micro  月750時間使用枠
  • Amazon S3 5G 2000件のGet/Putリクエスト
  • Amazon DynamoDB 25GB

~以下割愛 2015.05.09時点

EC2 t2.microに関してはほぼ1ヶ月使用量が無料となっていますが、スペックが低いので同時に100人くらいがアクセスしたらあっという間に落ちます。動作確認であればこのプランでもよいですが実稼働するのであればt2.smallもしくはもう1段階スペックをあげたいところです。最低限に用意されているものが無料枠と考えてください。

  数ヶ月で赤字になりました

簡単に運用しているサイトの説明すると、アクセスユーザは月別2万人、ページビューでいうと50万PVのアクセスがあります。常時20人の方にアクセスされています。たまにグノシーやスマートニュースなどのキュレーションサイトから大幅に増えることもありますがMAX100人となります。バックエンドではバッチが1時間に1回動いていており、20分間プログラムが動いています。収益モデルは主に広告収益でアドセンスがメインです。

AWSで利用していたサービス一覧

  • EC2 t2.small ※ElasticIP
  • RDS db.t2.small
  • EBS
  • Route53

上記のプランで運用して、2ヶ月程度で赤字になりました。

  費用シュミレーションしたけど具体的な数字なんてわからない

ご存知のとおりAWSのプランは複雑化しており、わかりにくいです。クライアントに提案するときに困るんですよね。レンタルサーバーのように金額が固定じゃないので説明するのも一苦労です。

AWS費用計算シュミレーション

一応目安で計算してみたところ、上記のプランだと$70くらいになる予定なのですが。$146になっているんですね。円換算すると7000円位違う計算になります。

  原因はRDSのデータ転送量だった

EC2は固定費に近いので変動費は少ないですので、RDSから見直すことにしました。
RDSは費用携帯は「固定費用」「データ転送量」で構成されておりアクセス数が増えれば当然費用があがります。

3億回くらいデータ転送しているので、日別でみると1000万回ですかね。プランを1段階あげると倍くらい金額が違うので全体とするとけっこうな金額になります。
「t2.micro」に変更、パフォーマンスはバックグランドで担保することにしました。具体的にはSQLの書き方やデータベース構成を変更しました。

  ざっくりでいいから企画書はつくるべき

規模関係なくユーザ数やアクセス数などをベースに指標を明確に決めるべきです。特にインフラ側は変更しくいのでできればあまり動かしたありません。扱うサービスによっても大きく変わるのでこちらもあわせて作っておく必要があります。独自サーバーの方が運用しやすいケースも大いにあるのでしっかり検討しましょう。

  AWSからレンタルサーバーに引越し

今回の場合はあきらかに赤字でしたので、引越しすることにしました。引越し先は「さくらインターネット」です。プランはまあまあ容量がある「プレミアムプラン」です。

引越しは、AWS上にはデータを残しておきドメインの移行のみにさくらインターネットを引越しをしてみました。AWS側のデータは戻ることを想定して残しておくことにしました。データはssh経由からデータをエクスポートして1日くらいかかりました。

  普通に運用できてるし、アクセス増えてる

海外経由からのアクセスを遮断していたのですがどうやら日本国内のIPアドレスも混ざってしまっていたようでアクセスできないという問い合わせをもらっていました。
AWSで運用しているときはここを外してしまうと大量に不正アクセスが入ってくる状態だったので閉めざるえませんでした。

一番の懸念していたスペックによるアクセス障害に関してはまったく正常に動いています。むしろ上記でアクセスできなかったユーザが戻ってくれたおかげでアクセスも増え始めています。

  運用仕方を逆にした方が上手くいくかも

大規模なサイトを運用なら別ですが100万PV以下のサイト規模であれば、レンタルサーバーから運用し始めた方がよいです。
運用してみてわかりましたがAWSの「低額サーバ」と「レンタルサーバー」はおそらくレンタルサーバーの方が性能がよいです。
金額的にも固定されているので予算の見通しもよいです。

特に100万PVくらいであればレンタルサーバーで運用することをオススメします。