【ハイスクールミュージカル】あらすじ・キャスト徹底解説!曲順ついてもまとめます


「ハイスクール・ミュージカル」は2006年にアメリカで放送されたテレビ映画です。アメリカの高校を舞台に、ミュージカル調で描かれる青春群像劇&ラブストーリーです。 「どういうストーリーだったか、また振り返りたい。」「歌っていた曲のタイトルが気になる…あの歌はどこのシーンで歌っていたっけ?」「本編の裏話や続編を詳しく知りたい!」など、過去に見たことがあっても、もっと詳しく知りたいかた向けに役立つ情報をお届けします。

本文の内容
  • 本編をあらすじ順に詳しく解説(感想含めて)
  • 各登場人物のプロフィール
  • 本編で使われていた曲や挿入歌まとめ

など、「ハイスクール・ミュージカル」がもっと楽しくなる情報を詳しくご紹介していきます。 90分の中で出会いから大団円まで描かれるので、結構直感的に惹かれていく部分があったりあんまり感情移入しにくいところもありますが、テンポのよさでサラッと楽しく観られる映画です。主人公のガブリエラがとにかく可愛いのと、各キャラクターのキャラが濃いのが見見どころの作品ですよ!

「ハイスクール・ミュージカル」あらすじ

目次

バスケ部エースでキャプテンにして人気者のトロイに、文学好きな天才少女のガブリエラ。2人が出会う大晦日の夜から物語は始まります。ちなみに本作には現代版「ロミオとジュリエット」というテーマも含まれています。

トロイとガブリエラ、2人の出会いと再会

大晦日の夜、2人は出たくもないパーティに無理やり参加させられたところ、偶然にも一緒に歌うことに。一緒に歌ったら気があってしまった2人は電話番号と写真を交換して別れます。 いきなり歌うことになるのも意気投合するまでの速さも、すっごくアメリカ的な出会いだなって感じです。ガブリエラが陰キャラと見せかけて、いきなり元気に歌うからびっくりしました。

さて冬休みが明け、トロイの学校にガブリエルが転校してくることで再会します。ミュージカルの主役を決めるオーディションの掲示を見ていると、クラスメイトのシャーペイがちょっかいを出してきます。 バスケ部の練習にも集中せずガブリエラを気にし続けているトロイ。その様子に嫉妬したシャーペイは、彼女がオーディションに参加できないよう、科学部にこっそり推薦したり邪魔をします。 本編通してとにかく陰湿な女王キャラを地でいくシャーペイ。この後もひたすらにTHE嫌な女すぎて、一周回っていっそ清々しい感じです。

ミュージカルのオーディションに飛び入り参加!

ついにオーディションが始まります。主役に応募していたのはシャーペイとライアンの兄弟。幼稚園の頃から主役の座を外したことのないシャーペイは自信満々。音響演出のケルシーにもでかい態度をとります。 ダーバス先生がオーディションを締め切ると宣言してから、ガブリエラが立候補します。トロイとともに歌いたいと伝えるも、先生は時間厳守を理由に拒否。しかし、ケルシーの伴奏で歌う2人の美声を聞き、2次選考への参加を認めるのでした。 美男美女の歌とシャーペイたちの演技、明らかに対比されてて面白いです。ガブリエラたちのほうが圧倒的な主人公感が強くて、シャーペイたちの下品さが目立つ…!

続くシャーペイたちの妨害

トロイとシャーペイの選考参加に騒ぎ出すカフェテリア。生徒たちは一緒になって「似合わないことには手を出すな、1つのことに集中しろ」と歌い出します。 ここでちょい役ででてきたお菓子作り好きのバスケ部員やダンス好きのぽっちゃりさんなんかは、続編で出演するサブキャラクターたちだったりするので、ちょっと注目しておくと面白いです。 シャーペイはダーバス先生に、トロイとガブリエラはミュージカルを壊す気だと嘘の告げ口をしたり、妨害工作を続けます。

バスケ少年でいることを求められるトロイと数学少女であることを求められてきたガブリエラ。本当はやりたいこともあるのに求められる理想像に悩んできた2人は、徐々に心の距離を縮めていきます。

バスケ部と科学部は協定を結び、2人を阻止しようとするも…

すっかりミュージカルに夢中になってしまった2人に、バスケ部と科学部が協定を結びます。それぞれバスケと学力大会に集中させるべく説得します。最中、巧みな誘導でトロイに「ミュージカルは辞めてバスケに専念する」と言わせた動画をガブリエラに見せます。 それを見たガブリエラは、信じていたものに裏切られた気持ちで涙を流します。 これまで住む世界が違った2人は、ロミオとジュリエットのように、立場や世界の違いを何度も痛感させられていくのです…。明らかに惹かれ合ってるし、お似合いなのに、なんでみんな邪魔するの…。やっぱり人気者はみんなのものじゃないといけないのか…。 ここのガブリエラが胸の内を歌う歌が、かなり切なくてグッときます。 ガブリエラに話しかけに行くも、2次選考への参加を辞退されるトロイ。2人の関係はギクシャクしてしまい、結局トロイはバスケにも集中できません。その様子に心を痛めたバスケ部は一転、トロイに歌うことを応援すると伝えます。

トロイはガブリエラの家へ。一緒に歌いたい気持ちを歌に乗せて伝え、2人は改めて共に2次選考に参加することに。気持ちのふっきれた2人は、それぞれの部活で最大のパフォーマンスを発揮し始めます。

シャーペイの妨害も、全員協力で突破!

シャーペイは選考の日程を変更させ、試合や大会の日と被るように工作してきます。ただひたすらに嫌な女、シャーペイ。 選考当日。科学部が体育館の電気系統をいじり、学力大会の会場内で煙をおこすことで、トロイとガブリエラが会場に間に合うように仕向けることに成功します。大勢の視線の前で緊張して歌い出せないガブリエラでしたが、トロイに励まされ無事歌い出します。

「すべての可能性を実現するために、飛び立とう。自由に向かって」…それはカフェテリアで歌われた歌へのアンサーソングのような歌で、綺麗にまとまったなあという印象でした。 オーディション後はそれぞれの試合が再開し、それぞれが勝利。最後はみんなが一緒になって褒め合い、歌とダンスで大団円です。毎回みんなで歌って大団円で終わるのがこのシリーズの特徴だったりします。

「ハイスクール・ミュージカル」登場人物

トロイ・ボルトン/ザック・エフロン

イースト高校のバスケ部「ワイルドキャッツ」のエースにしてキャプテン。学園でも人気者です。歌うことが好きなのは恥ずかしいから隠していましたが、ガブリエラとの出会いによってミュージカルに参加したい気持ちが湧き上がってきます。

ガブリエラ・モンテス/ヴァネッサ・ハジェンズ

文学が好きで、数学と化学についてはかなりの天才である理系優等生。類まれなる歌声の持ち主であるにも関わらず、大人数に注目されるのが苦手なために目立つ機会がなかったが、トロイと出会って歌う楽しさに目覚めていきます。

シャーペイ・エヴァンス/アシュレイ・ティスデイル

幼稚園の頃からずっとミュージカルの主役を演じ続けている、演劇部のエース。自分の思い通りにならないことはどんな手を使ってでも邪魔するという、かなりの女王様キャラクター。オーディション参加用紙にデカデカと名前を書いたり、人前で大声でガブリエラを非難したりとかなり自己主張の激しい高飛車な人物です。

ライアン・エヴァンス/ルーカス・グラビール

シャーペイの双子の弟。天然系で少しおバカな性格で、いつも姉のシャーペイに振り回されています。作中では「ワイルドキャッツ」が演劇部を応援するTシャツ文字を読み切れていなかったり、かなり残念な頭脳レベルです。

チャド・ダンフォース/コービン・ブルー

トロイの幼馴染で、常に近くにいる青年。バスケを愛しており、全シリーズを通して常にバスケットボールを持ち歩いています。トロイをバスケに熱中させるべく奮闘するバスケ部の先陣を切っており、科学部と協定を結んだのも彼です。その結果、科学部のテイラーへ恋心らしきものを抱き始めます。

テイラー・マッカーシー/モニーク・コールマン

科学部の部長で、ガブリエラの友人。しっかり者で、もともとはバスケ部を毛嫌いしていましたが、トロイとガブリエラに関して協力したことなどを経て、仲良くなります。特にチャドとはいい感じになるほどになりました。

ケルシー・ニールセン/オレーシャ・ルーリン

演劇部で音響系を担当する学生。シャーペイの高圧的な態度に嫌気がさしており、自分の作った曲を丁寧に歌い上げてくれるトロイとガブリエラに肩入れしていきます。本作最後では、ワイルドキャッツのジェイソンといい感じになり始めていたりします。

ジーク・ベイラー/クリス・ウォーレン・Jr

トロイやチャドと親友で、ワイルドキャッツのメンバー。カフェテリアでの暴露大会の際、お菓子作りが趣味であることを告白しました。この後もシリーズを通して、お菓子作りの腕前は披露されていきます。シャーペイへ恋心を抱いているちょっと変わった人。

ジェイソン・クロス/ライン・サンボーン

ワイルドキャッツのメンバーで、バスケ部では珍しいのんびり屋の性格。今作ではあまり目立っていませんが、最後の大団円の中でケルシーとバスケットボールをシュートするなど、いい感じの距離感を作り始めています。演じるラインは、このシリーズが完結したのち芸能界を引退しています。

マーサ・コックス/ケイシー・ストロー

カフェテリアでの暴露大会のとき、ヒップホップダンスが好きだという告白をしたぽっちゃり体型の女生徒。実は元科学部で、非常に頭もいいらしい。本作ではちょい役での登場ですが、続編ではガブリエラたちとも仲良くなります。

ジャック・ボルトン/バート・ジョンソン

トロイの父親で、ワイルドキャッツの監督も務めます。トロイにバスケ選手としての期待を寄せて厳しく指導する反面、彼のことを認めている父親愛も見せます。シリーズを通してキーパーソンとなり、常にトロイに影響を与える重要人物です。

ダーバス先生/アリソン・リード

トロイたちのクラスの担任で、演劇部の顧問の先生。時間に厳密である様子を見せるなど、かなり規則に厳しい人物です。運動部を毛嫌いしていることもあり、トロイの失態にあたり何かとジャック監督に因縁をつけたりします。

「ハイスクール・ミュージカル」小ネタ

ここからは知っているともっと楽しめる「ハイスクール・ミュージカル」の小ネタをお届けします。見直そうと思っているかたは、ぜひ確認してから見てみてくださいね。

トロイ役のザック・エフロン、実はダンス初心者!

トロイ役のザックだけは、実は主要キャストの中でダンスを本格的に習った経験がありませんでした。バスケ部のシーンや最後の大団円など、結構踊ってるから驚きですよね。シリーズを通して、どんどんとダンススキルが磨かれて上達していくので、トロイのダンスにも注目して見ると面白いです。 また「ワイルドキャッツ」のエースという設定ですが、実はバスケもほとんど初心者。学校で2年ほどしかプレー経験がないそうです。それにしては、シュートフォームとか結構頑張ってるなあという印象です。

トロイの歌声はザック・エフロン本人ではない!?

歌唱パートはドリュー・シーリーが担当しています。本人は歌声を差し替えられることを知らされていなかったようです。ただし続編ではザックが頑張って歌っているので、歌声の違いなんかも注目すると面白いです。 唯一ザック本人の歌声は、トロイがガブリエラの家に行って謝るシーンのアカペラで聴くことができます(Start of Something New Reprise) 。「ザックは高い歌声が出せなかったから」とか「ダンスの練習に時間を割いてしまい歌を録音するために充分な時間をかけることが出来なかった」といった諸説がありますが、本当の理由は明らかになっていません。

劇中曲にも注目!

さすがミュージカル調のドラマということもあり、音楽がステキなのも本シリーズの魅力です。全てオリジナル制作で、2006年発売の「ハイスクール・ミュージカル」のサウンドトラックは、全世界で840万、アメリカで490万枚の売り上げを誇ります。米国ビルボード200で1位を記録したこともあるので、聞いたことある曲も多いかもしれません。

曲名演者場所
Start of Something New”(始まりの予感)トロイとガブリエラマウンテンスキーリゾート
Get’cha Head in the Game”(大切なのはバスケット!)トロイとワイルドキャッツメンバーイースト高校体育館
What I’ve Been Looking For”(最高のパートナー)ライアンとシャーペイイースト高校講堂
What I’ve Been Looking For”(最高のパートナー リプライズ)トロイとガブリエラガブリエラの家のバルコニー
Stick to the Status Quo”(今までどおりが一番)ジーク、マーサ、シャーペイ、ライアン他イースト高校カフェテリア
When There Was Me and You”(あなたといた時)ガブリエライースト高校科学研究室、渡り廊下、カフェテリア
Bop to the Top”(ボップ・トゥ・ザ・トップ)ライアン、シャーペイイースト高校講堂
Breaking Free”(自由をつかめ)トロイ、ガブリエライースト高校講堂
We’re All in This Together”(みんなスター!)トロイ、ガブリエラ、ライアン、シャーペイ、ワイルドキャッツメンバーイースト高校体育館

ロケ地めぐりも有名!

「ハイスクール・ミュージカル」の撮影地はユタ州ソルトレイクシティです。舞台となっているイースト高校は、ソルトレイクシティで100年以上の歴史を持つ実際の学校で、名前も同じイースト高校。この作品が人気になってから、高校はロケ地として有名になり、観光地の1つとなっています。 ただし、劇場シーンに使用されているのは講堂はイースト高校にはありません。同じくユタ州にあるマーレイ高校で撮影されています。

トロイがいつも身につけている指輪にも注目!

トロイが右手にしている指輪、薬指にあるので気になりますよね。これは別に彼女とのペアリングとかではなく、クラスリングといわれるものです。クラスリングは、高校や大学の卒業記念に作られる大ぶりの指輪で、卒業年や校章、所属したクラブの名前を入れたりしています。実は他のキャラクターたちも持っていて、それぞれの名前が入っています。

高校の像、実際はワイルドキャッツではない!?

オーディションの掲示がされていた校舎の正面玄関の掲示板の近く、画像だとトロイの後ろにある像は、本当にイースト高校にあるものです。作品内ではバスケ部のチーム名にもなっているワイルドキャッツ(山猫)の設定ですが、実際はレオパード(ヒョウ)だという小ネタでした。

撮影期間はたったの24日間!

トロイがダンス初心者であったことや演者が多いこともあり、さぞ撮影に時間がかかった作品かと思いきや、なんとたったの24日で撮影された作品でした。実はシリーズ3作目にあたる劇場版は、リハーサルだけで5ヶ月もかけており、それに比べてもかなり短い撮影期間だったと言えます。

まとめ

現代版ロミジュリをテーマにしている「ハイスクール・ミュージカル」。全体を通してトロイとガブリエラはずっと惹かれ続けていたから、何を迷ってるの!って感じでした。個人的にはこの物語の面白さはサブキャラの濃さにあるなと思います。 THE嫌な女のシャーペイでさえ、いないと面白みがないかなって感じです。なんだか淡い恋心がそこら中に生まれつつある状況ですが、恋の進展も続編に期待って感じですね! 続編になる2作目は、ディズニー・チャンネルで2007年に放送された「ハイスクール・ミュージカル2」です。ちなみにシリーズは3作目まで続きますが、3作目は劇場版「ハイスクール・ミュージカル/ザ・ムービー」で、日本では2009年に公開されています。 さらにシャーペイが主役を演じるスピンオフ作品「シャーペイのファビュラス・アドベンチャー」(Sharpay’s Fabulous Adventure)も2011年に ディズニーチャンネルにて放送されました。 ここから始まるイースト高校で巻き起こる騒動、小ネタ情報も合わせてもっと楽しんでくださいね!